メガソーラーより小規模案件が美味しそう?

ネット上などでは、固定価格買取制度=メガソーラー みたいな捉え方をされています。ほんとうにメガソーラーが有利な制度なのでしょうか?

調達価格等算定委員会の資料*1には「50kW、500kW、2,000kW、10,000kW夫々必要なコストを積み上げて計算した結果大きな差が見られなかった」とあり、2,000kW のケースだけ取り出して、IRR=6% で買取価格 42円 が導き出されています。しかし、50kW未満の施設は諸手続が簡略化されています。主任技術者も不要*2です。実際は、10〜50kWの小規模案件がかなり有利なのではないでしょうか?


DMMソーラーの 25万円/kW の初期費用をもとに、Solar FIT Simulator でシミュレートしてみた結果、なんとIRR は 13%以上に達しました。
http://solar-sim.appspot.com/index?a=true&b=49&c=0.27&d=0&e=250&f=0&g=0&h=1.6&i=0&j=14&k=0&l=17&m=0.7&n=1.4&o=5&p=42&q=20


メガソーラーよりも、商店や工場の屋根置きでの中小規模案件に、妙味がありそうに思われます。商店や工場のイメージアップにも繋がりそうですから、チェーンストアなどはこぞって発電事業に参入するのではないでしょうか?